商品特長

手軽に測定が可能

測定時の脱衣が不要

立位のまま腹部を出し、専用ベルトを装着して測定します。

立位での測定で省スペース

1.4m × 1.4mの面積を確保すれば測定できます。

持ち運び可能

小型サイズなので、収納ケースに入れて持ち運びができます。

かんたん操作

1. 測定前の準備

本体とベルトをつなぎ電源を入れます。

2. ベルトを巻く

腹部を出し、ベルトを装着して、電源ユニットを合わせます。

3. パッドを貼る

ベルトの目盛を読み、パッドを貼り、電子コードを接続します。

4. 測定する

「腹囲測定」続いて、「内臓脂肪測定」を行います。

X線CTとの相関係数0.8以上

内臓脂肪面積の推定値を算出

本装置で求めた内臓脂肪面積の推定値とX線CT画像解析による内臓脂肪面積との相関を評価しました(下図)。その結果、測定値は必ずしも一致するものではなく、測定値間にずれが生じるものの相関係数0.81と高い相関性があることが確認されました。

[図] 本装置とCT 法との相関:内臓脂肪面積
実施時期: 2010 ~ 2011 年
対象者 : 内臓脂肪蓄積に関連する疾病を有する患者、他の疾患を有する患者および健常人

(参考) CTで計測した内臓脂肪面積と腹部生体インピーダンス法による測定器の計測値との相関

測定値とCT検査による内臓脂肪面積との相関係数r=0.87 残渣標準偏差 σ=17.8cm というきわめて強い相関を示しました。(梁美和ほか:腹部生体インピーダンス法による内臓脂肪測定法の開発 肥満研究, 9(2), 136-142, 2003)

腹部生体インピーダンス法による
測定器の計測値との相関

日本肥満学会「肥満研究」Vol.9 No.2
P140 図3より

腹部生体インピーダンス法(腹部BIA法)

本装置の「腹部生体インピーダンス法(腹部BIA法)」により、被曝を回避することができます。

腹部生体インピーダンス法による内臓脂肪面積算出

内臓脂肪計EW-FA90は、国立大学法人 大阪大学と花王株式会社が開発した腹部生体インピーダンス法(腹部BIA法)(肥満研究 2003,9 : 136-142,DIABETES CARE 2005,28 : 451-453)を応用して内臓脂肪面積を算出。内臓脂肪に起因する腹腔内抵抗値を直接測るパナソニック独自のインピーダンステクノロジーです。
へそ部と背部の電極間に交流微電流を流し(図1)、側腹部で発生した電圧Vから、へそ高位での腹腔内抵抗値(図2の囲み部分)を測定します。
腹腔内抵抗値は囲み部分(図2)の主要体積を占める内臓脂肪の抵抗からほぼ構成され、腹部全断面積に対する内臓脂肪面積の比率を反映します。この腹腔内抵抗値に、腹囲から算出した腹部全断面積を掛け合わせて内臓脂肪面積を算出しています。

データ出力が可能

USB通信でデータをお客様のシステムに出力することができます。

※本機能は2018年11月出荷分の製品から搭載されています
※USB通信を行うため、パソコンへUSBドライバをインストールする必要があります。
※データを読み取るプログラムはお客様でご用意ください。